klarer-himmel13's diary

(旧)図書館の中では走らないでください!から

図書館

EAD, EAC, EAG そしてDACS

情報組織化研究グループの10月月例会に行ってきました。 今回はアーカイブズの世界の記述規則についてのお話を聞いてきました。以下、聞き取れた/理解できた範囲の記録を。 日時:2009/10/17 場所:大阪市立浪速人権文化センター テーマ:EAD,EAC,EAG,そして…

360 Resource Manager(電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書より―その2) 

NIIにより、(かなり)前に発表された「[電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書」について興味の赴くまま読み進め、途中でほっておいていたのを回収いたします。(FRBRも残っているのは気のせいではありません。)

Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッションへ

巷で話題のU40プレミアセッションの宣伝をさせていただきます。 だいぶ遅いのですが、話題に乗り遅れるのはいつものことです。今回は大阪会場をご紹介します。 【開催日時】 2009年10月29日(木)午後7時〜午後9時 【開催場所】 オンジャバコンチェ(ベトナム…

第3回Lifo関西遠足

第三回Lifo関西遠足として、大阪府立中央図書館を見学させていただきました。 より大きな地図で 大阪府立中央図書館 を表示 最寄り駅の荒本駅(近鉄けいはんな線)を出るとすぐ、日本語・英語・中国語・ハングルで書かれた看板が目にとまります。そして、点…

金沢市立図書館×2

その1金沢市立玉川図書館 メイン通りを少し入ったところにあります。入口にはテラスになっていていて、本を読んでいるかたが何人かいらっしゃいました。 建物は2階建てになっており、1階が一般図書、雑誌・新聞、ユースライブラリーコーナー、2階が喫茶…

ERMS Verde(Ex Libris社)の特徴を拾ってみました(電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書より―その1)

電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書が公開されました。(修正版は6/29に公開済み) 同報告書は。19年度版もありますので、そちらから読んだ方が筋ですが、ここは20年度からいきます。 今回の実証実験では、Ex Libris社のVerdeおよびSeri…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ7月月例会

日時:7月18日(土)@大阪科学技術センター 発表者:清田陽司氏(東京大学情報基盤センター) タイトル:図書館分類体系とWikipediaを統合した情報探索支援システムの開発 情報知識学会との共催の研究会に参加してきました。 Littel Navigatorとは? 図書館…

神戸芸術工科大学図書館に

行ってきました。 新図書館ラボ(新しい時代の図書館研究会)の中の人のご好意で、芸術工科大学の図書館にお邪魔させていただきました。 三宮から地下鉄で23分、緑多い学園都市に立地しています。 創立20年目を迎えた大学だそうですが、あまり古さを感じさせな…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ5月月例会

6月6日(土)@大阪市立難波市民学習センター 第4研修室 発表者:和中幹雄氏 「書誌データかメタデータか―図書館目録についての意味論的な一考察―」というタイトルで発表していただきました。 本日のテーマ メタデータの定義 Bibliographicという語の「意味」…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例会3月例会

4月18日@大阪市立浪速人権文化センター 発表者:渡邊隆弘氏(帝塚山学院大学) 2009年2月に発表されたIFLA「国際目録原則」*1ついて、発表していただきました。 はじめに 策定の経緯 概要と構成 内容:逐次的議論 適用範囲 一般原則 実体、属性および関連 …

このごろメモ

図書館系のブログを拝見していると、メモとして気になることなどをピックアップされている記事を、よくお見かけします。こういうのは図書館ニュースとしてありがたいです。NDLのカレントアウェアネスなど組織で行っているものもありますが、個人のソーシャル…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会3月例会

3月14日@大阪樟蔭女子大学 発表者:菅野育子氏(愛知淑徳大学)EUにおけるMLA(博物館、図書館、文書館)連携を2009年2月にバージョン1が発表されたEuropeanaを中心に、最新の事例を報告していただきました。 欧州における図書館・文書館・博物館連携の最新…

FRBRって何を決めているのだろう?その2―実体編

前回に引き続きまして、FRBRについてのまとめです。 いろいろな文献を読んでいくと、邦訳として「実体」や「属性」などがたくさん出てきて、思わず「スピノザかい!」と突っ込みたくなりますね。 それはさておき。

記録を残す―安田 聡氏「レファレンスサービス12年間の軌跡―豊田市中央図書館での経験から」を読んで

先週の日記にもありましたが、日本図書館研究会の奨励賞を受賞された安田聡さんのスピーチが印象的で、読んでみました。実はそれだけではない発見もありましたが、とりあえず雑感を。レファレンスという理論と現実での実際の間にある種の乖離が存在する分野*…

日本図書館研究会 第50回研究大会

2009年2月22日(日)〜23日(月)@神戸山手大学・神戸山手短期大学 22日のみの参加してきました。「図書館だ!」という図書館のど真ん中のイベントに今まで参加したことがなかったので、いろいろな図書館、特に事情に疎い、公共図書館やレファレンスのお話を聞…

FRBRって何を決めているのだろう?その1―ざっくり編

目録の話を聞く機会にここ最近、恵まれているのですが、その中で「FRBR化」が周知の事実として議論が進められていて、言いようのない焦りを感じる次第でした。 そして今回、調べてみてこの「FRBR」というものは10年以上前に発表されていることを知り、焦りで…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会1月例会

1/31@大阪市立浪速人権文化センター …遅いですが、情報組織化研究グループ1月例会に行ってきました。 医学生物分野におけるテキストマイニング技術の展望 発表者:小池麻子氏(日立製作所中央研究所)日立中央研究所の紹介 テキストマイニングの必要性 連想…

次世代OPACってどんなものだろう?その2―(続)実際にアクセスしてみた

昨日の続きです。引き続き、久保山健氏の「次世代OPAC(Next Generation OPAC)導入事例リンク集」を参考にいたします。 Endeca ProFind(Endeca社) 導入例にはNCSU Libraries、Duke University LibraryやFlorida State University Libraryなどがありました。 …

次世代OPACってどんなものだろう?その2―実際にアクセスしてみた

この何日か、次世代OPACについての論文をぱらぱらと読んでいるといわゆる「次世代OPAC」の特徴を備えたOPACをいろいろなものがあるのね、とあらためて思いました。 ベンダーのパッケージシステムからオープンソースから「次世代OPACをめぐってみよう」とたっ…

次世代OPACってどんなものだろう?その1―次世代OPACの特徴ざっくり

「次世代OPAC」…って何だろう? という今更感が漂う話題に着手します。まず「次世代OPAC」という言葉ですが、これはなんとも定義のしにくい(できない)言葉であるといえましょう。OPACの研究、開発、利用促進が同時に進められているというのが今の現状だと思…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会12月例会

に行ってきました。 昨年の話ですか、そうですよ!そもそも昨年にパソコンのHDDがダメになってしまい、それまで書き留めていた月例会やらなんやらの情報がすべてダメになったことがきっかけで、ブログを始めようと思ったわけなのです。 そういうわけで、日々…