klarer-himmel13's diary

(旧)図書館の中では走らないでください!から

文献紹介

OA図書の利用統計:COUNTER R5と Google Analytics

insights.uksg.org少し前に発行された事例紹介を読んでみた。 2020年4月、OAPEN Libraryのが自プラットフォームがDSpace 6にバージョンアップしたタイミングでIRUS-UKがCOUNTER R5(以下、R5)対応した。 それを好機としてOA図書の主な利用統計ツールであるR…

Code of practice for research data usage metrics release 1

Make Data Count(MDC)プロジェクト、研究データの評価指標に関する実務指針第1版のプレプリント版を公開 | カレントアウェアネス・ポータル Code of practice for research data usage metrics release 1 [PeerJ Preprints]研究データの利用統計、COUNTER…

Serials Price Projections for 2017

ここ最近は、腑抜け状態になっているのでリハビリ代わりにこれを書いている。電子ジャーナルのコストの話から「これを読んだらいいよ」とおすすめされたものをようやく読んだ。Subscription Services | 2017 Serial Price Projections | EBSCOEBSCO Informat…

Free UKSG webinar - COUNTER for Librarians

UKSG(United Kingdom Serials Group)が行っているwebinarを受講したので記録を兼ねて。www.uksg.org UKSG webinar: COUNTER for Librarians with Anna Franca, King's College London and Lorraine Estelle, COUNTER from UKSG: connecting the knowledge co…

『情報の評価とコレクション形成』(わかる!図書館情報学シリーズ第二巻)

長いタイトルになってしまったが、最近よんだ1冊。情報の評価とコレクション形成 (わかる! 図書館情報学シリーズ 2)作者: 日本図書館情報学会研究委員会出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2015/10/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (…

「カリキュラムのキーワードを利用した分野別選書基準について―亜細亜大学図書館の試み」(人文会News No.121より)

ci.nii.ac.jp半年前のものだけど、最近、紹介していただいて読んだもの。本文は公開されている。人文会ニュース 121号 | 人文会公式サイト著者の大石さんは、1996年に選書委員会に関わるようになり、1999年に教員からされた「選ぶ際のキーワードを教えて下さ…

「オープンアクセス,インパクトファクター,XML-Nagoya J Med Sci編集の現場から-」(『情報の科学と技術』65(8)より)

読んでみて面白かったので簡単にメモしておく。 蒲生英博「オープンアクセス,インパクトファクター,XML-Nagoya J Med Sci編集の現場から-」『情報の科学と技術』65(8) 2015. 08 特集= ISOと標準化 | 情報科学技術協会 INFOSTA 名古屋大学の医学分館に…

『アーカイブ立国宣言』を読んで。アーカイブについての関心ごと

久しぶりに、読んだ文献(本)のことを書いてみようと思う。アーカイブ立国宣言作者: 「アーカイブ立国宣言」編集委員会出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2014/11/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るあえてのKindle版を紹介。価格も若干お安…

EBSCO Opens Metadata to Third-Party Discovery Services

何とか続けようとしているシリーズ。はるか前の記事、2ヶ月以上前になりますが、EBSCOによるメタデータを提供方針についてのまとめEBSCO Opens Metadata to Third-Party Discovery Services - The Digital Shiftその前にプレスリリースが4月付で発表されま…

研究図書館にとってのドキュメント・デリバリー・サービス

第二弾。スウェッツのブログから Document delivery for academic libraries – is it part of the mix? | SwetsBlogデジタル化された情報環境における、研究コミュニティや情報発見、さらにはコラボレーションや情報供給の変化をうけて、そのような時代のド…

『資料検索入門』を読んで

資料検索入門 ― レポート・論文を書くために (アカデミック・スキルズ)作者: 市古みどり,上岡真紀子,保坂睦出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2014/01/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る今年の1月に刊行されたものですが、最…

専門図書館No.260 特集「舞台芸術と専門図書館」

『専門図書館』260号は「舞台芸術と専門図書館」が特集されていました。 http://www.jsla.or.jp/1/14/ST/260.html 竹本 幹夫「舞台芸術専門図書館としての早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」 坪内逍遥の発起によって生まれた専門図書館。その生い立ちから閲…

"Student Involvement for Student Success: Student Staff in the Learning Commons"をざっくり読んで

学生のための学生参加:ラーニング・コモンズにおける学生スタッフ調査(文献紹介) | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/23522ブックマークして、しばらく放っておいてようやく。 読書日記シリーズは文献紹介シリーズに集約す…

読書日記その2−主にディスカバリーについて(極一部)

2年くらい前に読書日記その1というものを書いていた。当時はシリーズ化させるつもりだったのだろう。 えらく間の延びたその2です。しかも全体の極一部という。[rakuten:book:15945260:detail]ディスカバリーに関する700ページ以上ある論文集?のうち、ch. 28…