読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

klarer-himmel13's diary

(旧)図書館の中では走らないでください!から

Lifo関西遠足―大阪府立国際児童文学館

行ってきました

第二回Lifo関西ミーティングの企画で、大阪府立国際児童文学館の「なつかしい本に出会おう 国際児童文学館見学ツアー」に参加してきました。
ミーティングと言いましても参加は3名、行先は前回のミーティング*1で、私のリクエストを拾ってセッティングしていただきました(ありがとうございます!)
見学ツアーの前にお隣の国立民族博物館にも行きたかったのですが、昔読んでいたおおきなポケットを読みたくなり、うっかり(?)読んでいたら1時。参加者のお昼ご飯をお待たせすることになり…(ごめんなさいっ、あと大陶器市とかも覗いていました)
さて、見学ツアーの曖昧な詳細です。

大阪府立国際児童文学館

万博記念公園の隣に位置しており、今年で開館25年目にあたります。入ってすぐにカウンターと人形劇ができそうな舞台(緞帳がついた木枠のような簡単なもの)、展示スペースにはニッサン童話と絵本のグランプリの受賞作品が展示されていました。
児童文学に関する資料を収集、整理、保存して公開するとともにそれらに関する研究・支援活動が主な取り組みです。子どもむけの絵本や本、マンガ、アニメ、テレビなどの子どもたちに影響を与えているものも収集の対象だそうです。また、児童文学に関する研究書や雑誌も収集の対象です。明治時代から現在にかけて世界中の資料が所蔵されていました。収集資料も本の帯や付録、折り込みパンフレット、おかしやシャンプー(!)のおまけ、シリーズが変わったり版違いの絵本など、収集・保存できるものは保存するという姿勢で選書、収集されているそうです。
一般に入ることができるのは1階のこども室と閲覧室です。こども室では絵本、本、紙芝居、マンガなどが自由に読むことができて、貸し出しも可能です。2階の閲覧室は中学生以上から利用可になっています。
基本的に資料は書庫にすべてあり、1階のこども室の資料も保存用と閲覧用の2部を受け入れているそうです。これらの資料の7割が寄贈ということに驚きました。この文学館が子どものための資料を徹底的に収集するという姿勢が感じられました。
ツアーでは書庫の中を案内していただきました。1点1点に透明なカバーが掛かっており、ラベルや蔵書印で表紙の絵がつぶれないよう工夫がされていました。(雑誌はもちろん製本しません)絵本などは出版社ごと(シリーズごと?)に、雑誌などはタイトルごと、図書は出版年月日に並んでいます。一緒に参加していた男の子に自分と同じ時に生まれた本を文学館の方が紹介されていたのが素敵でした。子どもが生まれた時にその子の名前が入った絵本をプレゼントできるサービスもありますが、同い年の本がわかる!というサービスがあったら面白いかも。

ツアーのあとに遠足の企画をしていただいたIさん(Wさん?)に絵本を読んでいただきました(見てるのは大人2名・笑)。絵本を読んでもらって感動するという体験を15年ぶりぐらいに味わいました。ありがとうございます!話は変わりますが、最近の朗読は、読み手の解釈で感情を込めたりすることはよしとされないそうですね。子どもに解釈を強要することになるというのがその理由だそうです。
普段の仕事の中ですっかり忘れてました。…そうか、図書館員ってこういう面があるんだよね、図書館には教育という面があるのよね。図書館を全体的に見るという目を思い出した1日でした。本っ当に新鮮でした。

もう一つ、実際に足を運ばなくても児童文学館のHPの充実ぶりにテンションがあがります。キャベツくんとぶたやまさんのほんナビきっずは衝撃です。なんて遅い(いい意味で)OPACなの!!(あ、ところで児童文学館のMARCは何を?)

そして最後に、この日記のタグに「図書館」をつけていません。児童文学館は図書館ではないのだなぁと実際に行ってみて感じました。(図書館の要素はありますが。文学館の持つ支援活動、情報発信サービスはおもしろそうです)

大きな地図で見る

*1:第三回ARGカフェ&フェスト参照