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klarer-himmel13's diary

(旧)図書館の中では走らないでください!から

古文書合宿にお邪魔させていただきました―その2

行ってきました

その1より続きです。
今回は、すでに整理済みの古文書を再整理する合宿でした。主に備考に書く古文書の内容と保存状態を調べるのが目的です。古文書の分類体系、分類ではとらえきれない古文書の関連を内容を把握することで学んだ3日間でした。
古文書の解読はくずし字辞典(解読と用例)を使いつつ、班ごとに進めました。
外国語の学習と同じで、ブログに残すというより己で努力ですね。
ですので、ここでは合宿中のミニ講座(?)から一眼レフカメラについて少し、残しておきます。

一眼レフについて
  • 実際にレンズを通してみる画像を、鏡を使ってファインダーから見えるようにしたカメラ。カメラから「見る」画像と「写る」画像がほぼ同じ
  • レンズの交換やズームに柔軟に対応できる
  • 撮影者の好みに合わせた撮影が可能
  • 撮影の瞬間は視界が遮断され大きな音を出して振動する
特徴(色々ありましたが主なところだけです)
  • レンズ
    • 標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ
    • 古文書のようなものを接近して撮影するときは、歪みやすい広角レンズは避ける傾向あり
    • 画角の広狭を焦点距離を調節することにより、変更できる
  • ISO感度
    • 史料の撮影はなるべく低く設定する(できれば100)
  • シャッター速度
    • 光がとりこまれる時間
    • 速度を遅くすればより多くの光を取り込めるが、ブレが大きい
    • 史料の撮影の際はできるだけ速くする(1/125以下)
  • 絞り
    • 取り込まれる光の量
    • 史料撮影には絞りを絞る(できればF9以上)
  • ピント
  • 露出補正
    • 露出を+1に補正したものと-1に補正したものを撮影する(一つの史料について3枚の写真を撮影する)
その他
  • カメラは固定する
  • ライトを左右から当てる
  • 文書は薄い紙を巻いた卦算(ガラス製の文鎮)でおさえる
  • 撮影したら確認をすること!

以上が、ざっとしたまとめです。(ほぼ、プリントをうつしたもの)
合宿ではデジタルカメラで撮影しましたが、確認を怠ったため、なぜか一枚撮影し損ねてしまいました…
ご一緒させていただいた班で、古文書の扱いについて慎重にすべきだという意見がでました。紙資料の扱いに専門分野はいろいろあると思いますが、自分はまだまだ甘いな、と思い知らされました。
また、古文書を読むことで終わりではなく、その先には現地へ赴くということがあるそうです。現地とは、記述された土地の様子、古文書を実際に所蔵するところへ行って、持主の目の前で解読することがあるそうです。
そのような反省もありつつ、貴重な経験をさせてもらいました。
いつか古文書の目録を扱うとき、この経験が生かせたらと思います。それまで、くずし字を覚られているのかしら…