360 Resource Manager(電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書より―その2)
NIIにより、(かなり)前に発表された「[電子情報資源管理システム(ERMS)実証実験 平成20年度報告書」について興味の赴くまま読み進め、途中でほっておいていたのを回収いたします。(FRBRも残っているのは気のせいではありません。)
上記の報告書の実証実験に参加した図書館のうち、東北大学附属図書館、京都大学附属図書館、九州大学附属図書館、大阪市立大学がSerialsSolutions社製の360 Resource Managerの報告をされています。
SerialsSolutionsさんは以前、学術ソリューションセミナーでお話を聞かせていただいた会社です。その時は「出版社との結びつき」が一つの大きな売りなのかな、という印象を受けました。
ちなみに同社のHPには日本語版の案内もあります。
特徴・メリット | 課題・要望 | |||||
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全体 | 契約前-契約後までのステータス管理(2) | ステータスごとのリソース数の表示(1) | ||||
全体 | パッケージとタイトルを結びつけて管理(1) | 電子ジャーナル集やILSからのアクセス(1) | ||||
全体 | KBが更新されたときの、過去のデータの扱い(1) | |||||
全体 | レポート機能の出力項目の拡張(1) | |||||
発見 | 重複チェック機能(1) | |||||
トライヤル | 評価機能(1) | 利用者からのフィードバック機能(1) | ||||
トライヤル | スタッフ用フィードバック機能(1) | |||||
選択 | 結果の記録(1) | 中止タイトルの一覧機能およびフィードバック機能(1) | ||||
選択 | 契約主体や種別ごとの参照機能(1) | |||||
購読 | 原価の前年度比分析(1) | 代理店、原価、手数料などの一括登録(1) | ||||
アクセス手段の提供 | クレーム管理(1) | クレーム管理における用語の標準化(1) | ||||
更新・継続 | 変化する購読形態を統合的に管理(1) | |||||
更新・継続 | データベースレベルに付与したデータのタイトルへの継承(1) | |||||
運用面 | ILSとの連携(3) |
*カッコ内はカウント数です。