気になったことをあげてみる
気になっていたことがあったので、書き留めます。
製本について
最近、手製本が楽しそうです。
例えば、このニュースにブックマークが1,000以上ついています。
豆本やコピー本の作り方も!自宅でも簡単にできる「製本」 - はてなブックマークニュース
他にも
- 作者: 坂井えり
- 出版社/メーカー: 印刷学会出版部
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 21回
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これによると、私家版を作るにあたり、レイアウトや製本の仕様を決める目安として、「本文の内容」「中身の分量」「制作部数」「著作権」があげられています*1。「本」にするにはある一定の条件や制約などがあり、それだからこそ、本を本たらしめているのかもしれません。
各自が自分が気に入った部分だけを取り出して、製本するという機会が増えるのでしょうか。ちょっと違いますが、ブログを書籍化するサービスもあります。はてなでもあります。
日記を本にする(はてなダイアリーブック) - はてなダイアリーのヘルプ)
製本はコンテンツを再生するためのものであると同時に、どういう綴じ方か、誰がするのか、何のためにするのかなどそれ自体が意味を持つこともあります。
『デジタル技術と手製本』を読みながら、一人ひとりがコンテンツの作者であり、読者であり、伝える人であり…そうした中から生まれる物語(あるいは声)の中から、意識的/無意識的にあるものが選ばれ、まとまりとなり、再び散らばっていく世界を想像しました。自分のまとめかたと近い人を探せたら、それはそれで面白いかも。
あるいは近い将来、紙が高級品になった場合、製本がちょっとした贅沢になるのかもしれません。
Evernoteについて
今年の目標に何気なく書いたEvernoteですが、その意図は3つありました。
- ペーパーレス化
- 仕事のメモを意識的にとる
- 情報をためる
使い始めて、確かに紙メモは少なくなりました。そのメモをなくさなくなったことと、後から検索ができるようになったことが大きなメリットです。「やること」タグをつけて、それがやることリストになります。
あるいは、修正前の画面や参考となる記述が充実している書誌や契約データをクリップすれば、後に作成するとき役に立ったり。
漫然とメモしても残せるので、とりあえず残そうという気持ちが強くなり、結果的にメモ癖がつくように感じます。それをどう生かすかが、今後の課題になりそうですが。
すっかり、忘れていましたが先週、こちらが発売されました。
できるポケット+ Evernote【電子書籍単体販売用/PDF版】
twitterと連動して、読者モニターさんの感想も集まっています。(読者モニターの条件だそうです)
今は、仕事のメモが中心ですので、もう少し使う幅を広げればと思います。