e-resource usage analysis and statistics
気になったキーワードを調べる短記事シリーズ。
表題はキーワードではなくテーマです。
利用統計のためのアグリゲーション・ポータルにはどんなものがあるのかをまとめてみた。
新たなものが分かり次第、随時、追加するつもり。
参考にしたもの
Report on JUSP, KB+ and Intota Assessment – JISC HIKE Project
JISC HIKE Projectが、2015年6月に発表した、JUSP・KB+(の統計機能)・Intota Assessmentをレビューしたもの
E-resource usage statistics - ulms-analytics - CSU Library Spaces
2016年6月の記事。Colorado State Universityのライブラリアンたちの情報ウィキ(なのかな?)
Alma
- http://www.exlibrisgroup.com/category/AlmaOverview
- 先日も登場したが、Ex Libris社の次世代型図書館情報資源管理ツール
- 購読管理機能に利用統計機能を含んでいる
- 先行するUstatを発展的に解消させるかたち
Intota™ Assessment
- http://www.proquest.com/products-services/intota-assessment.html
- ProQuest社
- レビューによると「CPU(Cost per Use)」という項目が評価されている
- しかしながら、ベンダーの壁という点でナレッジベースに若干の弱点あり(ProQuest製品以外が弱い)
- 先行する360 CounterをEMSに組み込むかたち?
- 冊子・電子・ILL、OA等も含む
LibAnalytics
- http://www.springshare.com/libanalytics/
- Springshare社
- LibGuidesでお馴染みのアメリカの会社
- 統計をとるのは電子ジャーナルとデータベース
JUSP
- http://jusp.mimas.ac.uk/
- マンチェスター(Minas)を中心に、バーミンガム、グランフィールドが開発
- 現在はJISC Collectionsが維持管理を担当
- 2016年のトレンドは電子書籍の利用統計らしい
KB+
- https://www.kbplus.ac.uk/kbplus
- JISC Collections
- JR1、JR1-JR1a、JR1GOA、JR1aが取得可能
- レビューいわく、ここにJUSPの機能をまとめろという
- AlmaやIntota™ Assessmentを考えるとそれもそうだ
WorldShare Management Services
- https://www.oclc.org/worldshare-management-services.en.html
- OCLC
- 利用統計に特化しているわけではなく、先行するOCLC Usage Statisticsを組み込むかたち
IRUS-UK
- http://irus.mimas.ac.uk/
- JISC
- 機関リポジトリの利用統計
- これまでと毛色が異なるが、論文ごとにアクセス数が取れるということだろうか?
- 近いところにいるJUSPはたしかタイトルレベルまでしかとれなかった…はず(うろ覚え)