劇場図書館BOOKAAT(ブッカート)
神奈川芸術劇場(KAAT)の施設にある劇場図書館BOOKAAT(ブッカート)に行ってきました。
今年の1月29日にオープンしたばかりの新しいコーナーです。KAAT自体も今年の1月にオープンしたばかりの劇場です。
プレオープン時の記事です。
劇場図書館BOOKAAT(ブッカート)プレオープン! - KAAT
http://www.kaat.jp/news/2011/01/bookaat.html
ヨコハマ経済新聞によると、公演・演劇関連書籍など約900〜1,000冊をそろえています。
劇場図書館「BOOKAAT(ブッカート)」がオープン - ヨコハマ経済新聞
http://www.hamakei.com/photoflash/630/
劇場のチケット販売コーナーと事務所の間のスペースに、大きな緑の山が見えます。
この大きな緑の山は靴を脱いで登ることもでき、座って本を読めるスペースになっています。事務所の方にお聞きしたところ、とある出版社から借りているそうです。
劇場に併設された図書館、ということで蔵書は1,000弱ということでしたが、舞台芸術、それに関する思想や歴史の本(おもに日本語のものが多い)が充実していました。
本はそれぞれ、テーマをもったコーナーごとに並べられていました。
このKAATの芸術監督である宮本亜門氏からの寄贈本や
基本的に貸し出しはなく、その場での閲覧のみですが、事務所の方に声をかければBOOKAATコーナーの外へ持ち出すことも可能だそうです。
チケットコーナーの傍ということもあり、「こんな図書館があったんだ」と足をとめる人がけっこういたように思います。
机と椅子でじっくり読むというより、知らなかった本に出会うための場所のようです。自分自身も「こんな本があったんだ」という発見と出会いが多かったです。
このBOOKAATは小さいながらも、面白い工夫がたくさんされていました。前述した緑の山もそうですが、
このように古い洋書を植木鉢のようにした置物や
目録カードの代わりに、感想を書き込めるカードが本に挟んであったりしました。
劇場に図書館が併設されているものは、珍しいなと思ったので簡単ではありますがレポートしました。
やってみようと思うこと
今回、BOOKAATに立ち寄って、劇場に併設、舞台関連の団体が所有、舞台芸術関連専門の図書館・資料室等々で、一般に公開されているものがないか調べてみようと思いました。国内外問いませんがまずは日本から始めてみようと思います。
もし、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメント等でお寄せいただければ嬉しいです。