klarer-himmel13's diary

(旧)図書館の中では走らないでください!から

2009-01-01から1年間の記事一覧

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例会3月例会

4月18日@大阪市立浪速人権文化センター 発表者:渡邊隆弘氏(帝塚山学院大学) 2009年2月に発表されたIFLA「国際目録原則」*1ついて、発表していただきました。 はじめに 策定の経緯 概要と構成 内容:逐次的議論 適用範囲 一般原則 実体、属性および関連 …

沈黙の8日間

気がつけば、週1ですらなくなっていますこのブログです。早くも停滞気味…にはしたくありませんので、頑張ります。ところで、イマヌエル・カントには「沈黙の10年間」という論文をほとんど刊行しなかった時期がありました。その10年間を経た後、彼は『純粋理…

このごろメモ p.2

座右の銘は「とりあえず、やってみよう」な訳で Google MapsのAPIを利用する というか、APIって???…な状態の人が調べてみました。 APIとは ソフトウェアからOSの機能を利用するための仕様、またはインターフェイスのこと。一般的にAPIといった場合は、OSの機…

このごろメモ

図書館系のブログを拝見していると、メモとして気になることなどをピックアップされている記事を、よくお見かけします。こういうのは図書館ニュースとしてありがたいです。NDLのカレントアウェアネスなど組織で行っているものもありますが、個人のソーシャル…

Lifo関西遠足―大阪府立国際児童文学館

第二回Lifo関西ミーティングの企画で、大阪府立国際児童文学館の「なつかしい本に出会おう 国際児童文学館見学ツアー」に参加してきました。 ミーティングと言いましても参加は3名、行先は前回のミーティング*1で、私のリクエストを拾ってセッティングして…

(続)覚えておいてね

昨日の続きです。 インターオペラヴィリティ(interoperability) http://yougo.ascii.jp/caltar/インターオペラビリティ おとといの日記の内容と絡めると、集めた資料のメタデータを一括で検索可能かを表しているのかと。 CRM(CIDOC Conceptual Reference Mod…

覚えておいてね

昨日の日記を受けてとりあえずメモです。 Luns原則 カレントアウェアネスE122 欧州におけるデジタル化の現状に関する報告書が刊行される http://current.ndl.go.jp/e112?quicktabs_1=1 eEurope THE LUND PRINCIPLES ftp://ftp.cordis.lu/pub/ist/docs/digicu…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会3月例会

3月14日@大阪樟蔭女子大学 発表者:菅野育子氏(愛知淑徳大学)EUにおけるMLA(博物館、図書館、文書館)連携を2009年2月にバージョン1が発表されたEuropeanaを中心に、最新の事例を報告していただきました。 欧州における図書館・文書館・博物館連携の最新…

補足

もう1か月近く前のことになりますが、日図研の研究大会で話題になったFRBRのお話です。 「物理単位は書誌的実体のどこに位置づけられるのか」という質問*1に対して、ぼんやりと回答にあたるものを調べてみました。 FRBR化モデルにおいて、Workという知的・芸…

FRBRって何を決めているのだろう?その2―実体編

前回に引き続きまして、FRBRについてのまとめです。 いろいろな文献を読んでいくと、邦訳として「実体」や「属性」などがたくさん出てきて、思わず「スピノザかい!」と突っ込みたくなりますね。 それはさておき。

記録を残す―安田 聡氏「レファレンスサービス12年間の軌跡―豊田市中央図書館での経験から」を読んで

先週の日記にもありましたが、日本図書館研究会の奨励賞を受賞された安田聡さんのスピーチが印象的で、読んでみました。実はそれだけではない発見もありましたが、とりあえず雑感を。レファレンスという理論と現実での実際の間にある種の乖離が存在する分野*…

日本図書館研究会 第50回研究大会

2009年2月22日(日)〜23日(月)@神戸山手大学・神戸山手短期大学 22日のみの参加してきました。「図書館だ!」という図書館のど真ん中のイベントに今まで参加したことがなかったので、いろいろな図書館、特に事情に疎い、公共図書館やレファレンスのお話を聞…

第3回ARGカフェ&フェスト

昨日(2/21)、京都国際交流会館で行われた第3回ARGカフェ&フェスト@京都に参加してきました。 初参加に加え、もうひとつLifoの関西支部ミーティング(栄えある第一回!)にも初参加してきました。以下、ARGカフェ&フェストの感想なり詳細です。(敬称略です)

FRBRって何を決めているのだろう?その1―ざっくり編

目録の話を聞く機会にここ最近、恵まれているのですが、その中で「FRBR化」が周知の事実として議論が進められていて、言いようのない焦りを感じる次第でした。 そして今回、調べてみてこの「FRBR」というものは10年以上前に発表されていることを知り、焦りで…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会1月例会

1/31@大阪市立浪速人権文化センター …遅いですが、情報組織化研究グループ1月例会に行ってきました。 医学生物分野におけるテキストマイニング技術の展望 発表者:小池麻子氏(日立製作所中央研究所)日立中央研究所の紹介 テキストマイニングの必要性 連想…

次世代OPACってどんなものだろう?その2―(続)実際にアクセスしてみた

昨日の続きです。引き続き、久保山健氏の「次世代OPAC(Next Generation OPAC)導入事例リンク集」を参考にいたします。 Endeca ProFind(Endeca社) 導入例にはNCSU Libraries、Duke University LibraryやFlorida State University Libraryなどがありました。 …

次世代OPACってどんなものだろう?その2―実際にアクセスしてみた

この何日か、次世代OPACについての論文をぱらぱらと読んでいるといわゆる「次世代OPAC」の特徴を備えたOPACをいろいろなものがあるのね、とあらためて思いました。 ベンダーのパッケージシステムからオープンソースから「次世代OPACをめぐってみよう」とたっ…

次世代OPACってどんなものだろう?その1―次世代OPACの特徴ざっくり

「次世代OPAC」…って何だろう? という今更感が漂う話題に着手します。まず「次世代OPAC」という言葉ですが、これはなんとも定義のしにくい(できない)言葉であるといえましょう。OPACの研究、開発、利用促進が同時に進められているというのが今の現状だと思…

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ月例研究会12月例会

に行ってきました。 昨年の話ですか、そうですよ!そもそも昨年にパソコンのHDDがダメになってしまい、それまで書き留めていた月例会やらなんやらの情報がすべてダメになったことがきっかけで、ブログを始めようと思ったわけなのです。 そういうわけで、日々…